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アルパーク 

アルパーク

 LECTからアルパークへからの続き。

 アルパーク(→wiki)は、三井不動産とフジタ(建設)、広島市が開発して1990年に開業した大型ショッピングモールだ。JR新井口駅に近接。2000年には東棟と一体型で新館が建ち、08年~09年には北棟の新設や東棟のリニューアルもあって、「中国・四国地方最大級」の商業施設となった。延床197k/商業施設面積90k/店舗数173/駐車場常設2000・臨時1300台。

アルパーク

 東棟は地下1階、地上10階建て。メインテナントのスーパー(広電ストア→2013年にスパーク)のほかバスターミナル、専門店街、飲食店街等からなる。東棟と通路で接続する南棟は駐車場棟。

アルパーク

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 西棟は4階建てで、岡山市に本社がある天満屋(→wiki)の百貨店がメインテナント、その他、屋内遊園地やレストラン街、もみじ銀行等からなる。
 今年5月には、三井不動産が東棟と西棟を大和ハウス工業に売却。天満屋広島店は2020年1月31日をもって営業終了と決まった。
 1990年に最初の形ができたこともあり、規模は大きいが、時代を感じさせるし、正直ぱっとしない印象。1.5キロしか離れていないLECTがとどめを刺した感じだろうか。ただ、LECTはアルパークに入っている「定番」とは全く異なるテナントを擁して棲み分けをはかっている。全国ブランドの三井不動産や岡山の天満屋を広島資本のいずみが追い出したかのように見えてしまうが、広島市が両方に関わっているし、まあ、アウトサイダーには把握しにくい、さまざまな経緯があったのだろう。

 広島西エリアでは、LECT(2017年)だけでなく、2015年には、7キロ西にゆめタウン廿日市(wiki)、2018年には4キロ北にイオン系のジ・アウトレット広島(→wiki)が開業している。→日経XTREND イオン初アウトレット大解剖(2018.5.25)。とどめを刺したのはむしろイオンの方かな。
 西棟ははたして今後どうなるのか。大和ハウスが買ったということは、更地に戻してマンションでも建てるつもりなのだろうか。

アルパーク
 北棟は2009年、東棟の北側、西部埋立第4公園をはさんだ敷地に建設された。地上4階建てで、1階には大型スポーツ専門店や飲食店、2階には「フタバ図書」、3階と4階には109シネマズ広島が入居中。
アルパーク
 JR新井口駅とアルパークを結ぶ通路から東棟をみる。

アルパーク
 なんと、北棟の109シネマズでは樋口泰人の爆音映画祭(→関連ブログ)をやってた!

アルパーク

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LECT(2) 

 LECT(1)からの続き。



 LECTの核店舗は3つ。いずみ自社のYOU-ME食品館と広島T-SITE、そして、ホームセンターの業界トップクラスだが、西日本ではまだなじみの薄いカインズ(九州では福岡新宮店、熊本宇土店)。

 カインズは独自にショッピングモール事業を展開しているが、ここではいずみとタッグを組んだ次第。いずみはイオンの西日本侵攻に抗って、昨今はセブン&アイ・ホールディングスほか東日本で力を伸ばしてきた勢力とアライアンスを結ぶ戦略をとっているようだ。

 広島T-SITEは文化コンテンツを揃える蔦屋書店を中心とした「ライフスタイル提案型商業施設」。CCC(→wiki)のT-SITE事業は、代官山を発祥として、湘南や枚方、柏の葉にも展開中。
 LECTではイズミ専門店120店舗とは別に、飲食・レストラン9店舗、衣料ファッション雑貨5店舗、雑貨・インテリア8店舗、サービス6店舗を展開。



 ブック&カフェ(スタバ)のほかにも、2階吹き抜けエリアにレストスペースとしてソファを設置。ファミリー層だけでなく読書好きな「独り者」にも居場所を与えている。外の景色はほとんど見えないが、空中通路を歩く人を透かし見ることはできる。
 蔦屋書店には1~2階を貫く吹き抜けの壁面を利用した巨大本棚もある。キッズスペースの中央には、知育スペース、ウッドスプリング。




 ↑は2階からみたいずみ専門店のフードコードの様子。知らない店ばっかりだった!。定番の店は全く入っていない。明らかにアルパークとの差別化をはかっている。2017年4月開店当時のニュースリリースベースでいうと、広島初出店が11(中国地方初が9)、地元広島の店が11。ジャパニーズドリームともいうべき全国チェーン展開を夢みる飲食店経営者にチャンスを与えている。

 見ての通り、ゆるやかにS字カーブを描く吹き抜けの多いモールタイプではなく、全体的に角ばっていて男性的なフォルム。階高も高くない。空間的心地よさで勝負するのでなく、中身で勝負、ということだろうか。

 ふたたび外へ。



 この日は、前面の駐車場の一部を会場にして、民芸市を開いていた。



 蔦屋書店の前でも、のみの市めいた催しが。


 LECTの北西角。派手なピンクの看板が目立つゆめタウンとは大きく異なる。



LECT(1) 



 広島電鉄 稲荷町駅から赤の2号線に乗って西に45分くらい。草津駅を降りてLECTを目指して南に歩く。事前にグーグルで調べたときはたしか500mと書いてあったような気がしたが、えらく時間がかかる。持参したタブレットで調べ直したら1キロやん。なにかの勘違いだったみたいね。市の中心部からLECTに向かうバスをちゃんと事前に調べれておけばよかった^^;。なお、JRだと新井口駅で降りて少し歩いたアルパーク・バスターミナルの5番から片道100円のシャトルバスが出ている(2019-11月時点)。





 LECT(→wiki)は太田川放水路近く、中小企業大学校を越えて、広島南道路(→wiki)の高速3号出口を出たところ、広い中央緑地を抱えた道路の向かい側に立っている。このあたりは商工センター(→wiki)と呼ばれる西区南岸部の埋立地だ。他のいずみ系のショッピングモール同様、マイカー使用が前提となっている。



 商業施設面積39k平米。店舗数150。駐車場は地下1階と地上平面、立体駐車場3F・4F・屋上。駐輪場450台。



 3F駐車場にあがって周囲を見渡す。裏手の駐車場は従業員用だろうか。派手なカラーの車が多い印象。関西系文化の影響かな? その向こうに広がるのは、撤去した放置自転車の保管場だろうか。



 西側には釣りのKAMEYAなどが立っている。





 LECT(2)に続く。