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岡山芸術交流2019(1) ~旧福岡醤油建物 

岡山芸術交流2019

 『岡山芸術交流』は、石川文化振興財団(代表はアパレル企業のストライプインターナショナル代表、石川康晴(→wiki)が総合プロデュースを手掛けるサミットだ。芸術祭ではなく、あくまでも芸術交流、という点がポイント。

 コースはうまく設計してあって、マニアックに長時間、作品と向かい合うとか、オリエント美術館で既存の展示物までじっくり見て回る、ということがなければ、朝、開始時刻に合わせて行って、午後5時にはぜんぶ見て回れる感じ。ただ、日没後に見られる映像作品もある。

 まずは、旧福岡醤油建物。 受付を終えて、地下に降り立つ。

岡山芸術交流2019

 ゴーグルをつけて視聴する映像作品は、ベルギー出身のエヴァ・ロエストによる『自動制御下』(Under Automata2017)。大西洋を横断する飛行機の機内の状況を3DスキャンしてVRゲームとして再現したもの。ゲームといっても何も起こらない。ぼろぼろの機内は墜落した飛行機の残骸の内部を撮影したように見えてしまう。人びとの姿が墜落時の様子を物語る彫刻のようだ。

岡山芸術交流2019
 地下倉庫を改装した空間は、岡山芸術交流の会期外にも、イベント等に使用されるらしい。たしか、前回の2016年のときにはなかった。

岡山芸術交流2019
 オルテガの誘蛾灯を用いた実践は、ハエが感電死する度に電源が遮断されて停電を起こすというもの。説明員の話によると、秋が深まってきたので滅多に起こらないが、9月下旬頃にはけっこう外から蠅とか蛾とか入ってきて停電が生じたという。

  ほかにもジーン・ラスペットとシェンピン・ジェンによる新しい分子構造の香り作品、Hyperflorなど。

岡山芸術交流2019

 一階奥は、伝統的な日本家屋の趣を残した空間展示。

岡山芸術交流2019

岡山芸術交流2019

 ライアン・ガンダーの『編集は高くつくので』(2016)はなくなっていた。

 岡山芸術交流2019 ~天神山文化プラザに続く。

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