ヤマザキヤマト 

ヤマザキヤマト  どちらかというとダークなものが好みだが、こと音楽に関しては情緒性や身体性と密接に結びついていることもあって、明るいものにもしばしば惹かれる。
 とある会合で同席した声楽の先生から強く勧められ、アートふる山口の野外会場で開かれたヤマザキヤマトのミニコンサートに足を運んだのだが、これはじ つに良かった。少々陰鬱な小雨模様にも関わらず、彼が繰り出すアフリカのリズムにおもわず大地を踏みこんで全身で跳びはねる自分を抑えられなかった 。まあ最初から抑えるつもりはさらさらなかったが。 

 ジャンベなどアフロ系の楽器奏者として知られる彼ヤマザキヤマトだが、本日はハング(またはハング・ドラム)というスイスで2001年に開発された打楽器の音を主に聴かせてくれた。これは写真の通り中華ナベを二つくっつけたよう形をしており、叩く箇所によっていくつかの音階を表現できる。音はスティールパンに似ているが、柔らかく温かみがある。

 演奏された中では、2ndアルバムのタイトルにもなっているTo The Moonが特に気に入った。Youtubeにもいくつか演奏シーンがupされている。以下のリンクは本日も演奏した「闇を走る」。


 身体を原初の舞踏に誘う野生的なリズムに合わせ、誰にもわかる平易な日本語でメッセージを歌うヤマザキヤマトは、人びとに笑顔をもたらすアフリカの明るいシャーマンのようだ。

 

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