a+u:2017:4~MVRDV File3 

a+u:2017:04(No.559)はMVRDV File3。

 東京・表参道のGYREや十日市のまつだい「農舞台」等で知られるMVRDVは、ヴィニー・マース(Winy Maas)、ヤコブ・ファン・ライス、ナタリー・デ・フリイスが1991年にロッテルダムで興した建築集団。ヴィニーとナタリーはコールハース(→関連ブログ)のOMA出身。VPRU本社やアムステルダムの「老人のための100戸の集合住宅」で頭角を現し、現在、115名の建築家・デザイナーらを抱える一方、デルフト工科大学と共にザ・ホワイ・ファクトリー(T?F)というシンクタンクを運営している。BIMの導入にも積極的で、CADソフトもAutoCADからRevit(Autodesk社)に移行したという。


 現在のところ、代表作と言えるのは2014年10月にオープンしたロッテルダムのMarket Hallだろう。ヴィニー・マース(Winy Maas)曰く「いかに一般的な市場のタイポロジーを進化させ、住宅と娯楽を融合させるかが課題だった」「透明性を確保しながら構造は最小限に抑え、1平米あたりの工事費は1750ユーロ」。

 オランダで10年毎に開かれるフロリアード(世界園芸博覧会)は、2022年にアルメーレ(→wiki:アルメレ)で開催される。これに伴い、6万戸(!)の住宅を含む、かつてない規模の開発が進められており、MVRDVが計画に加わっている。


 紹介されたのは、オランダ・スパイニッセのブック・マウンテン(図書館)、ジャカルタのPeruri88(基壇部の商業施設は、ジャーディ・パートナーシップとの共同設計)、ボイマンス・ファン・ベーニンゲン・アートデポ(ロッテルダム)等々。

 シンガポールのTENGAH TOWNへのプロポーザルも載っていたが、選ばれたのはAECOM(かな?)。

 MVRDVの公式サイトは見ているだけで未来的な気分になれる。

 但しそれは全世界的にみて、紛争や自然災害で半分廃墟と化した地域や、旧式住居・旧式ビルが立ち並ぶ地域との格差がますます拡大する未来をも、暗に示しているかのようだ。

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