新建築2017年6月号 

 新建築6月号は夏の旅行シーズンに向けて?旅心をくすぐる建築物が勢ぞろい。

 坂茂が設計したラ・セーヌ・ミュジカルを14ページにわたって特集。球体のアトリウム(スプルース集成材による木架構)の周りに、太陽の位置に従って回転し、効率的に遮光・発電するソーラーパネルを取り付けている。内部のコンサート会場も数パタンの音響波打合板の壁面や、複数種類の紙管をハニカム状に配した天井が特徴的。坂茂本人による現地ゼネコンとの格闘の報告が凄まじい。
 ジャン・ヌーヴェルがマスタープランを手掛けたパリ郊外・セガン島に建ち今年4月にオープン。パリ観光の新しい目玉になりそうだ。



 デンマーク・コペンハーゲン郊外のKastrupにある美術館にできたCISTERNERNE PAVILION「the Water」は三分一博志の設計。
 日本から持ち込んだスギ・ヒノキを屋根材に用いた地下空間の廻廊。石と木と水の地下神殿といった風情。会期は2017.3.21-2018.2.2。



 SANAAによる直島港ターミナル「まる」(宮浦港ではなく本村港)は薄いFRPの球体をランダムに積み重ねた入道雲のような待合室。たしか豊島までの便も出ている。以前旅行したとき(→ブログ)は何もなくて分かりにくかったからGood Job。瀬戸内国際芸術祭の年ではないが、豊島美術館はむしろセトゲイ会期外に訪れる方が混まなくて良いだろう。

 南方熊楠記念館新館。和歌山県の白浜温泉の近くに立ち、本館再開とともにオープンしたらしい。設計は小嶋一浩と赤松佳珠子/CAt。施工は東宝建設・第一テック。

 東京銀座6丁目の中央通りと三原通りの間、10番街区と11番街区を一体的に整備した9080平米の敷地に立つGinza Six。外装デザインを手掛けたのは谷口建築設計研究所。ステンレス・ヘアライン仕上げの「ひさし」が特徴的。施工は鹿島建設。屋上庭園もあり。

 ほかにもフォーシーズンズホテル京都豊中市立文化芸術センター大分県竹田市立図書館などを紹介。

 どう見ても今月号は建築観光ガイドやろw。

 NEWSでは、川崎市のキングスカイフロント地区(国際戦略特区)に東急ホテルズが「水素ホテル」を出店するらしい(2018春予定)。改正都市公園法が成立し、都市公園内で民間業者がカフェ・レストラン、保育所を設置することが容易になるようだ。



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