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「古い着物を甦らせる。表装・書・紬織展」告知 

 6月7日の林満理子リサイタルに引き続き、私が関係する団体のイベント告知です。
「古い着物を甦らせる。」展フライヤー

 表装というのは掛軸、屏風、和額等といった美術工芸品を制作することで、福岡県田川市在住 の表装作家・平畑瑞穂氏の掛軸作品を中心に展示する。
 平畑瑞穂氏は書道家の夫・春翠氏の書を残したいと1992年から表装を学び始め、96年より古布を 利用した表装を開始。以来、古い着物や帯、ネクタイ、袈裟、打敷、蚊帳、法衣、幟、鯉幟、酒袋など 多彩な古布を使用して掛軸等をつくっている。古布を掛軸として甦らせる手法は、日本の古き良き「も ったいない」精神にもとづいたもので、数多くの人に支持されている。

 概要は以下の通り。

 ■タイトル:「古い着物を蘇らせる。表装・書・紬織展」
 ■会 期:2009.6.26(金)~6.28(日)
 ■時 間:6.26[13:00~17:00]/6.27-6.28[10:00-17:00]
 ■会 場:正護寺(山口市陶)
 ■観覧料 :無料
 ■お問い合わせ:TEL:090-9504-5526 (Yan)

 展示会場となる正護寺はかつて、『ヨロボン』の企画 で、哲学者・吉岡洋と中原記念館副館長・中原豊の対談がおこなわれた禅寺である。大内氏を滅ぼした陶氏の祖・陶弘政が14世紀頃に館を建てた場所に立ち、弘政自身の墓もある。平安時代に作られたと伝えられる薬師如来坐像は、県の文化財に指定されており、他にも鎌倉期の作と伝わる釈迦如来坐像や文殊菩薩像、普賢菩薩像が安置されている。また、松下村塾で吉田松陰と共に講師を務めた富永有隣(1821-1900)の実家・富永家の菩提寺でもある。ちなみに国木田独歩の小説「富岡先生」は、晩年の有隣をモデルにしている。
 私の大のお気に入りは正護寺の襖絵である。滑降する鶴の絵といい、蓮の絵といい、何かしら心 に来るものがある。
襖絵(鶴)
襖絵(蓮)
 ちなみに蓮はヒンドゥー教及び仏教において最も尊ばれる花である。汚泥を栄養とし、汚泥の上に咲きながら汚わいとは対極にある美を体現する蓮は、「対立物の一致」の思想にわれわれを誘う。
 以下の写真は昨年の8月に撮影した正護寺の前にある蓮池。蓮の開花時期は6月中旬~8月中 旬だそうなので、運が良ければ会期中に蓮の花を拝めるかもしれない。
正護寺と蓮池
ハスの花
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