新建築2017年12月号 

 新建築2017年12月号は特集が「話題の近作12題/医療施設特集」。

 NEWSでは、国交省が全国版空き家・空き地バンクの試行運用を開始。岡山県は「瀬戸内近現代建築魅力発信協議会」の設立を発表。

〇北中米の都市再生・地域再生(コラム)。市内人口40万人(日系人1万人)のサンディエゴで、ガスランプクオーターやホートンプラザが開業30年以上経過したことを受け、にぎわい創出の取り組み等(メキシコシティなども)。バブルの80年代に商業開発された地域が大体30年たって大規模リニューアルを必要とする時代、日本の地方都市も学ぶべき点があるだろう。

ガンツウは堀部安嗣事務所/施工・常石造船(尾道造船)。21世紀の屋形船。目指すところは海の「ななつぼし」か?。切妻屋根はチタン亜鉛合金縦ハゼ葺き。船体はシルバー塗装。電気推進システムを導入して静音、無振動。
 瀬戸内のクルーズカルチャーはもっと盛り上がるべきで、富裕層に浸透すれば、続いて、宿泊費の価格帯を複数設け、中間層にも参加を促す…という取り組みになろうか。ネーミングもデザインも好みではないが、これを皮切りに瀬戸内クルーズ文化を育成する複数の取り組みが生まれることを期待する。

小田原文化財団 江之浦測候所(杉本博司+榊田倫之)。構造は佐藤淳(→wiki)、施工は鹿島。コールテン鋼の隧道が海に向かって伸び、「ヒノキの懸造りの上に光学硝子が敷き詰められる」。杉本の「国威発揚」発言がリベラルに動揺を与えているようだが、「こんなもんでは国威発揚にならん!」と、二期工事のためにどーんと大金を寄付してくれる愛国的富裕層の出現を期待してのことか。あるいは「国の文化政策はどうあるべきか、オレが示してやる!」ということか。新潮1月号の記事は未読。




〇東京豊島区大塚のTree-ness House(平田晃久(→wiki)/大原工務所)。平野利樹(→ブログ:a+u 2017:05)がモデレータを務めるシンポジウム?で、千葉雅也や門脇耕三等とともにシンポジウムやってたみたい→10+1平田晃久プレゼン[切断の哲学は新しい建築を生むか?])。

成田山東京別院深川不動翼殿(玉木順/清水建設)。アルミ鋳物による梵字は不動明王のご真言。

 東京ではオリンピックに向けて、数多くのビルが竣工時期を迎えている。内藤廣が外装(ガラスピースファサード)を手掛けたミキモト銀座店赤坂インターシティAIR(日本設計/大林組)を紹介。

 文中敬称略。



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