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DOMMUNE2019.7.10 ~シュトックハウゼン 

 恵比寿スタジオからの最後のDOMMUNEは、ARTES PUBLISHINGプレゼンツ『シュトックハウゼンのすべて』刊行記念としてシュトックハウゼン4時間。
 出演は本書の著者であるバリトン歌手の松平敬。

 Cosmic Pulsesで幕を開け、エチュード1952や『少年の歌』、ミクロフォニー1、テレムジーク、シリウスなどへと。シュトックハウゼンは長いのが多くて退屈することもしばしばだが、松平氏がうまく抜粋してくれて聴きやすかった。

 松平氏本人による「シュピラール」(抜粋版)の実演も。

 シュトックハウゼンと言えば、有名なコンタクテやテレムジーク、ヘリコプターくらいしか知らなかったが、いろいろと聴けて良かった。途中だれてしまったが、終盤の超大作オペラ≪光≫のSYNTH-FOUでシャキッとした。ミヒャエル軍(トランペット)対ルシファー軍(トロンボーン)、爆発してあの世のビジョンが見える……。前衛音楽といえど、やはりアンビエントよりドラマチックなのが好いw。

 気に入ったのは『少年の歌』(Gesang der Junglinge,1955-56)。これもひょっとしたら若い頃に聞いているかもしれないがあらためて。



 1970年の大阪万博では、武満徹やクセナキスが鉄鋼館のスペースシアターで演奏したのが伝説になっているが、シュトックハウゼンもドイツ館で演奏した。
 武満もクセナキスもシュトックハウゼンも他界した今、はたして2025年の大阪万博では21世紀のスペースシアターと前衛音楽を堪能できるのか。なんかこのままだとAKBとアニソンで埋めつくされそうな気がして哀しい^^;。前の万博からの生き残り組である磯崎新等になんとかガンバって欲しいもんだ。

 そして、DOMMUNEはいよいよ恵比寿から渋谷へと新展開を果たす。

松平 敬 website /『光 LICHT』の概要



 文中敬称略。

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